米国の政治は、急速に変化する時代の課題に対処できるのか。確実に対処できるとはとうてい言い切れないが、選挙年に起きているデータセンターを巡るパニックが、悲観的な見方を裏付ける新たな証左と言える。大きな倉庫のように見えるデータセンターは、人工知能(AI)にとって不可欠だ。米国は中国とAI競争のさなかにあり、後れを取れば、中国が好意的な勢力として振る舞うことはないだろう。AIを稼働させるためのエネルギーとデータセンターがなければ、米国の安全と繁栄は損なわれよう。しかし選挙運動に目を向ければ、データセンターが、米国が直面する最大の問題だと思うだろう。雇用を生み出し、地元に固定資産税をもたらす投資にわれわれはおびえている。
【社説】データセンター巡るパニックと米国の衰退
世論の反対は現実より不安を反映、トランプ氏はついに声を上げた
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