原油価格の上昇を背景に、各国の中央銀行はイラン戦争がインフレに与える影響をいつまで「一時的」とみなせるか、判断を迫られている。米連邦準備制度理事会(FRB)については、市場参加者の間で「そう長くない」との見方が強まっている。ここ数日間、米国債利回りは原油価格と連動して上昇しており、長期金利の指標となる10年物国債利回りはドナルド・トランプ大統領の任期中で最高水準に達した。エネルギーコストの上昇は利回りを押し上げる傾向がある。投資家がインフレの上昇、あるいはそれを防ぐためのFRBの利上げのいずれかを予想するためだ。FRBのマイケル・バー理事は1日、新たなデータが物価上昇圧力の緩和を示さない限り、FRBは今月にも利上げを開始すべきだと発言した。