数年前から米サンフランシスコのハッピーアワーやディナーパーティーでは、レオポルド・アッシェンブレナー氏が自身のとっぴな考えを披露しては周囲を困惑させていた。同氏は「ギャラクシー(銀河系)」を買いたがっていた。友人らは時に、銀河系にまで及ぶ同氏の野心をどう解釈すべきか戸惑うことがあった。同氏が席を外すと、議論が始まった。ギャラクシーとは銀河系のことか、それともプライベートジェットのことか。戻ってきた同氏は断言した。銀河系だ、と。アッシェンブレナー氏の考えでは、人工知能(AI)の進歩によって間もなく宇宙規模の資源が利用可能になり、人類は遠く離れた惑星に入植できるようになる。銀河系にお金を使えるよう今は貯金し、宇宙のあちこちで名を上げるのだと友人らに語った。