先週の報道を見れば、この秋に米中間選挙の接戦区で争うことになる共和党候補は眠れない夜を過ごしているはずだ。まずは米誌アトランティックが、ドナルド・トランプ大統領と政治顧問らが選挙に向けたホワイトハウスのメッセージ戦略を話し合った8月初旬の会合について報じた。この会合をよく知る複数の人物によると、大統領側近らはトランプ氏に対し、アトランティックの言葉を借りれば「有権者はまだ大統領の実績の多くを知らない」と伝えたという。これに対し大統領は、民主党候補がいずれにせよ11月の選挙を大統領の信任投票にしようとするのであれば、自身の実績を宣伝する広告を流すことが賢明な手段だと応じた。広告の制作は難しくはなく、カメラの前で語った発言をそのまま使えばいいと提案し、「映像を見てみろ。私はいつも実績について話している」と語ったという。