実は、私たちの心の中には、すでにやる気がインストールされています。何もかもに無気力な人は、めったにいません。
ただ、誰か(会社とか親とか周囲の人間とか)から見たときにやる気があるように見えず、「やる気がない」とレッテルを貼られてしまうことが、けっこうあるのです。今から勉強しようと思っていたのに「やる気ある?」と叱られた経験のある人は、少なくないでしょう。そんなことが続くと、だんだん自分は「やる気のない人間」だと思い込むようになります。結果的に「やる気がない状態」が内面化されてしまうのです。
会社の仕事にはやる気が出なくても、好きなことにはテンションが上がるのなら、それはあなたの中にやる気が息づいている証拠。
「自分の中のやる気」を大切に育ててみてください。
一服したり音楽を聴いたり
やる気スイッチの入れ方
精神的なこと、これも技術のうち。
自分で高めること、自分でやる気になること、これも技術のうち。
80年代にプロレスラー・タイガーマスクとして一世を風靡し、その後も格闘技の世界を牽引した佐山聡さん。かつて彼が弟子たちと行った合宿の様子を収めた動画は、そのスパルタっぷりで話題になりました。
佐山さんが合宿の中で格闘技とともに弟子たちに教えていたのは、いかに自分のやる気を引き出し、アドレナリンを自分で上げていくのかというメンタルの技術です。
見るからにやる気いっぱいじゃなくても、「よし、やるか」という小さなやる気は誰にでもあるのではないでしょうか。
この「よし、やるか」のスイッチを日々の習慣の中から見つけておくと、仕事も生活もしやすくなります。
出勤前にコーヒーを一杯飲んだり、出勤途中に好きな音楽を聴いたりする人もいるでしょう。とある本には、「朝、ふとんを蹴っ飛ばす」というスイッチを入れる方法が書かれていました。これならすぐに真似できそうです。これが、やる気を出す技術です。
ちなみに、佐山さんの“合宿動画”は動画サイトを検索すれば出てきますが、かなり過激なので、気の弱い方にはあまりおすすめしません。
これが常識になってほしい
ちいかわの優しい世界
だめそうだったらさー
リタイアすればいいよね
ナガノさんによるマンガ『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』は、小さくて可愛らしい「ちいかわ」と仲間たちが、おいしいものを食べたり、ごろごろしたり、「草むしり」や「討伐」などの仕事をしたりして、日々過ごしている姿を描いた作品です。劇場版も大ヒットを記録しており、子どもから大人まで幅広い年代に愛されています。
『脱力名言。』(大山くまお、三笠書房)
……と、こんな説明よりも、とにかく愛らしいキャラクターが人気!と言い切ったほうが早いかもしれませんね。
この言葉は、ちいかわの友達、ハチワレのセリフです。
「討伐」に出かけたちいかわが怖くなって泣き出してしまったとき、明るくポジティブで友達想いのハチワレが優しく声をかけます。
ダメだったら、無理しない。無理して心を病むくらいだったら、リタイアしたっていい。
ちいかわの世界だけでなく、人間の世界でも、これが常識になってほしいものです。







