「物事の決断や物覚えが悪い」
「よく眠れない」にも効果的

 階段を上ると息が切れる、ついエスカレーターを使う、電車に乗るとすぐ座れる席を探す、歩く時に若い世代に追い抜かれるなどは筋肉量が低下し、体力が落ちている可能性大。

「疲れやすくなる、いつまでも同じことをぐずぐず考えているというのも、実は筋肉量減少の兆候です」と、能勢氏は指摘する。

「インターバル速歩をすると、脳であれば脳血流が改善して脳細胞も元気になります。物事の決断や、物覚えが早くなるという効果が期待できます。決断が遅いというのは、外部と内面からのありとあらゆる情報や刺激を瞬時に統合し、行動の方向性を示すプロセスが鈍くなっているということ。究極的にはとっさの脳血流と脳細胞の反応が落ちているということなのです」

 よく眠れない人も、運動不足という。

「要するに代謝が落ちているのです。ビジネスパーソンは仕事のことを考えて頭の中でぐるぐる回ってしまうパターンが多いのですが、インターバル速歩をすると『とりあえず寝よう』『なんとかなる』と思えるようになります。ぐっすり眠って起きれば、気力がわいてストレスにも強くなるでしょう。まずはだまされたと思って2週間続けましょう」

 さてインターバル速歩は「屋外」で行うものだが、雨の日など屋内でできるトレーニングはあるだろうか。次回、効率的に筋肉量を増やすためにインターバル速歩後に摂取したほうがいい“飲みもの”とともに紹介しよう。

【インターバル速歩「効果実感」の目安】
約20年間で1万人以上に運動指導を行った能勢氏の調査から

1日目:運動後に足、下半身に温かさを感じる。心地良い疲労感
1週間:汗をかきやすくなる
2週間:肥満傾向の人であれば体重が1キロほど減り始める
1カ月:「姿勢が良くなった」と言われる、夜によく眠れるようになり、昼間の体調が良くなる
2カ月:疲れにくくなったと感じる
3カ月:風邪をひきにくくなる、関節の痛みが取れてくる
4カ月:肌にハリとツヤが出てくる、ぜい肉が取れてくる
5カ月:筋力10%程度向上 
   血圧、血糖、肥満が20%程度改善

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>>【第2回】「運動後「1時間以内」がカギ!筋力アップに飲みたい“コンビニで買える飲み物”とは?」は9月16日(水)に配信予定です