稲盛和夫一日一言Photo:Koichi Kamoshida/gettyimages

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月12日、今日は何の日?

 9月12日は「宇宙の日」です。

 1992年の国際宇宙年を記念して制定され、公募によって、日本人宇宙飛行士・毛利衛氏がスペースシャトル「エンデバー」で宇宙へ飛び立った9月12日が選ばれました。以来、宇宙への関心を高めるさまざまな取り組みが行われています。

 宇宙開発は、すぐに利益が得られる事業ばかりではありません。研究開発には長い時間と多額の資金が必要で、失敗する可能性もあります。それでも挑戦を続けることで、通信、観測、素材、医療など、別の分野にも新たな技術が広がっていきます。

 企業のイノベーションも同じです。現在の事業だけに資源を集中すれば効率は高まりますが、それだけでは未来の成長の芽を失うかもしれません。

 未知の領域に挑み、長い時間軸で技術や人材を育てる。その投資が、何年後かの競争力につながります。

 稲盛和夫氏も、高い目標を掲げ、困難であっても実現を信じて挑み続けました。

 では、9月12日の言葉から、時代が変わっても変わらない「仕事の本質」について考えてみましょう。