「やりたいことはある。でも、今は時間がない」。そう思いながら、挑戦したいことを先送りにしている人は少なくない。仕事や家事に追われていると、「もう少し余裕ができたら」と考えてしまう。しかし、人生にはすべてを実現するだけの時間はなくても、自分にとって大切な何かを選ぶ時間は残されている。では、限られた時間を、自分が納得できる人生につなげるにはどうすればいいのだろうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』から、覚えておきたい言葉を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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後悔しない人生を送れているか?
「やりたいことはあるけれど、今は余裕がない」
「挑戦したい気持ちはあるが、失敗するのが怖い」
「もう少し落ち着いてから始めよう」
そんなふうに考えて、気になっていたことを先送りにしている人は少なくない。
仕事や家事、家族のこと、目の前の用事。毎日はやるべきことで埋まり、何か新しいことを始めるには、十分な時間もお金も自信も必要に思えてくる。
しかし、すべてがそろう日を待っていても、その日はなかなか訪れない。
人生には、やりたいことをすべて叶えるだけの時間はない。
だからこそ、「いつか」と考えている間にも、自分にとって大切なことを一つずつ選び取っていく必要がある。
大きな決断でなくてもいい。行ってみたかった場所へ出かける。
気になっていた講座に申し込む。しばらく連絡していない人に会う。
少しでも心が動いたことに、今日できる範囲で近づいてみる。
限られた時間を、ただ目の前の用事をこなすだけで終わらせないことを意識したい。
人生には「思い切った冒険」をする時間がある
そのためのヒントになるのが、次の言葉である。
人生にはあらゆることをする時間はなくても、何かをする時間はある。それは、リスクを取り、思い切った冒険をする時間だ。前進と後退を繰り返しながら、自分を成長させていくための時間だ。
あなたを待ち受ける日々は、可能性に満ちている。あなたには、大きなアイデアを思いつく時間がある。夢を見る時間は、まだあるのだ。
あなたには、外を散歩して、空を見上げる時間がある。日常生活のなかに訪れる奇跡のような瞬間を祝う時間がある。
愛する人たちの近くにいる時間がある。新しい人を愛する時間もある。
あなたの人生のイチジクの木にはまだたくさんの実が生なっている。それらは、あなたに選ばれるのを待っている。何よりも、あなたには選ぶ時間がある。
充実した人生を送るための時間が残されている。今あなたがこの本を読んでいるのなら、まだ時間はあるのだ。
「まだ時間はある」という言葉は、何でもできるという意味ではない。
仕事を辞めて大きな挑戦をすることも、遠くへ旅立つことも、今すぐには難しい人がいるだろう。
年齢やお金、家族の状況によって、選べることには違いがある。
それでも、自分で選べることまで「どうせ無理だ」と手放す必要はない。
やりたいことを一つ書き出す。興味のある場所を調べる。会いたい人に連絡する。
今の生活のなかで、少しだけ新しい行動をしてみる。
大切なのは、失敗しないことでも、最短で結果を出すことでもない。自分の人生を、自分で選ぼうとすることだ。
その積み重ねが、これからの日々を、自分が納得できるものに変えていく。






