ゴルフには、観客は静かに脇から見守り、自らが見せ物になってはならないという一般的な決まりがある。しかし、大半のゴルフファンはドナルド・トランプ米大統領とは違う。トランプ氏のアイルランドでの週末は、同盟国との低リスクな外交と、大西洋に面した自身のドゥーンベッグ・ゴルフコースでのアイリッシュオープン観戦を中心とするはずだった。しかし、同氏がアイルランド統一を支持する発言をしたことで、この訪問は論争を巻き起こした。アイルランド統一は、米国の大統領が伝統的に避けてきた問題である。今回の訪問は、アイルランド産ウイスキーへの関税撤廃するという予想外の約束で締めくくられた。トランプ氏は12日、アイルランド国賓用ゲストハウスであるダブリンのファームリー・ハウスで行われたアイルランドのミホル・マーティン首相との会談で、「問題を起こしたくはないが、統一を見たいと思っている。私には双方に友人がおり、素晴らしい人たちだ。彼らはアイルランド人だ。どうして悪い人たちだと言えるだろうか」と述べた。「統一された国を見たい。それが実現すれば、皆にとって大きな誇りになると思う。いずれ実現するだろう」