米国とイランの戦争が引き起こした不安定化の連鎖がイエメンに波及した。新たに倒れたドミノは世界のエネルギー供給リスクを深刻化させ、戦争の外交的解決に向けた取り組みを複雑化させている。貧困にあえぐイエメンは長年、世界の忘れられた片隅で戦争状態にあった。だが先週、親イラン武装組織フーシ派が戦略的に重要なバベルマンデブ海峡周辺の主要な要衝を制圧した。これにより、米国を軍事的に追い詰める一方でイランにさらなる影響力を与えている地域対立において、イエメンが重要な変数となった。米国とイランの対立は、すでにレバノンでイスラエルとイスラム教シーア派組織の新たな衝突を引き起こし、この地域で3年間続いた戦闘にほとんど関与していなかったイラクの民兵組織を巻き込んでいる。
中東の不安定化がイエメンに連鎖、海峡掌握で石油供給を圧迫
フーシ派の攻勢により、中東地域で重要な2つ目のエネルギー回廊がイランとその同盟勢力の支配下に置かれた
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