米民主党は議会の支配権奪還に向け勢いづいているが、それを阻害しかねないいくつかの弱点に苦しんでもいる。ドナルド・トランプ米大統領がイランとの戦争や関税、生活費の高騰により不人気に直面している中、民主党に新たな好機が生まれている。無党派のアナリストらは、同党が米下院を制する可能性が高く、上院でも僅差で過半数を握るチャンスはあると指摘する。しかし共和党は依然として資金面で大きな優位を持っており、民主党は勝利が必要な州の有権者の支持を得る努力を続けなければならない。共和党の各委員会とスーパーPAC(特別政治活動委員会)は、民主党側を大幅に上回る資金を集めている。7月時点で、共和党全国委員会(RNC)の手元資金は1億3000万ドル(約200億円)超だったのに対し、民主党全国委員会(DNC)はわずか1600万ドルだった。トランプ氏のスーパーPAC(民主党にはこれに相当する組織がない)は4億0300万ドルの手元資金を有していた。
米中間選挙で勢いづく民主党、失速のリスクとは
民主党は、資金調達の不足に加え内部での分裂を抱えている
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