最新の米インフレデータは、物価が依然として上昇し続けており、そのペースが速すぎることを示した。しかし、米国の企業経営者や政策担当者は、より面倒な問題に直面している。高いエネルギーコストは一時的な厄介事で通り過ぎるのを待てばいいものなのか、それとも今すぐ値上げを必要とする長期的な経済の現実なのか、という問題だ。その答えは米経済にとって重要な意味を持つ。 米連邦準備制度理事会(FRB)は今週、インフレ抑制のため利上げに踏み切ると広く予想されている。ただ、経済の多くの部分は、企業の意思決定者たちが自らの経済的なレバーをどう操作するかによっても左右される。一部の企業は、外部からの価格ショックが近いうちに落ち着くとの見方から、現状維持の姿勢を保っている。一方で、高いエネルギーコストと貿易戦争による変動がすでに経済に定着したと確信し、もはや価格を安定させる余地がないと考える企業もある。