(写真はイメージです) Photo:PIXTA
イーロン・マスクは予定を5分刻みで管理し、スティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着続けた。こうした「マイルール」を設定することで、日々の意思決定の回数や作業のムダを減らすことができる。仕事の生産性を高める11のマイルールを紹介する。※本稿は、MIMIGURI代表取締役Co-CEOの安斎勇樹、弁護士の水野 祐『組織の成果を最大化する ルールのデザイン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
イーロンもジョブズも
マイルールを持っていた
「マイルール」と聞いて、あなたはどんなものを思い浮かべるでしょうか。例えば、イーロン・マスクは1日のスケジュールを5分刻みで管理して、意味を感じない会議からはすぐに退出するなど、生産性の向上を徹底していると言います(注1)。
冷静に見れば、さほど目新しいルールではありませんが、あのイーロン・マスクが異常な執着で時間管理を徹底していることには、驚きを覚えます。
あるいは、スティーブ・ジョブズが「いつも同じ服を着続けていた」というエピソード。これもルールそのものは珍しいものではありませんが、彼のミニマリズムに対する哲学や、製品開発に集中するための生き様といった、背景にある思想が、価値あるものだと感じさせます。
そう、マイルールは何も特別で比類ないものである必要はありません。その人にとって意義を感じられ、日々をよりクリエイティブに過ごせると思えるものであれば、なんだってかまわないのです。
では、ここで創造性や生産性を高めるためのマイルールの具体例を挙げてみましょう。これらはあくまで参考です。自分に合うものを選んだり、アレンジしたりしてみてください。
作業時間を生み出す
4つのマイルール
・ノーミーティングデーをつくる
特定の曜日をミーティングのない日として確保し、集中して作業に取り組む時間を設けます。例えば「水曜日は会議を入れない」と決めておくだけで、まとまった作業時間が生まれます。
・作業時間をGoogleカレンダーにブロックしておく
会議だけでなく、「企画書作成」「リサーチ」といった作業時間もカレンダーに入れておきます。こうすることで、同僚や上司からどんどんミーティングへの招待が送られてくるのを防ぎ、自分の時間を確保することができます。
・金曜日にリフレクションの時間を設ける
週末に入る前に、今週の振り返りと来週の計画を行う時間を確保します。「今週うまくいったこと」「改善すべきこと」「来週やるべきこと」を整理することで、週の区切りがつき、翌週をスムーズにスタートできます。
・就業時間の30分前までに出社するという暗黙の了解を「自分のためのインプット時間にする」と解釈する
組織の暗黙のルールを、自分にとってポジティブな意味づけに変換する例です。「早く行かなければならない」ではなく「早く行けば自分の時間が増える」と捉え直すことで、同じ行動が異なる意味を持ちます。







