ゲーム理論の代表的モデル「囚人のジレンマ」とは?

【問1】環境対策をしない
【問2】例:相手だけが対策をしないと自分が損をするため、お互いに対策をしなくなるから。(37字)
【問3】ア・エ
<解説>
【問1】 A工場の立場で考えると、
・B工場が環境対策をするなら、100より140の方が利益が大きい。
・B工場が環境対策をしないなら、40より70の方が利益が大きい。
そのため、A工場は相手がどちらを選んでも「環境対策をしない」を選びたくなります。
【問2】 B工場も同じように考えるため、両方とも「環境対策をしない」を選びます。その結果、利益は70ずつとなり、両方が環境対策をした場合(100ずつ)より少なくなってしまいます。つまり、「自分だけ損をしたくない」という考えが、結果として全体の利益を小さくしてしまうのです。
【問3】 この資料では、「みんなで協力すれば全体にとってよい結果になる」と分かっていても、「自分だけ協力すると損をするかもしれない」と考えるため、協力が進みにくくなるというしくみが表されています。
ア 軍拡競争では、「相手の国だけが軍備を増やしたら危険だ」と考え、自国も軍備を増やしてしまいます。その結果、どの国も大きな負担を抱え、緊張が続いてしまいます。
エ 漁業資源の管理でも、「自分たちだけ漁獲量を減らすと損をする」と考え、魚をとりすぎてしまうことがあります。その結果、魚の数が減り、長い目で見ると全員が不利益を受けます。
Key Visual by Kaoru Kurata, Akiko Onodera







