オフィスで談笑するビジネスパーソンたち写真はイメージです Photo:PIXTA

優秀な人を集めれば、面白い仕事が生まれるとは限らない。チームの力を引き出すには、一人ひとりの強みや性格を見極め、ときには相手によって仕事の任せ方や説得の仕方まで変える必要があるという。令和ロマンをはじめ、さまざまな演者やスタッフと仕事をしてきたプロデューサー・石井玄氏が、「人を見る目」を養い、チームを動かすために大切にしていることを明かす。※本稿は、プロデューサーの石井 玄『「自分でやらない」ほうがうまくいく 信頼されている人だけが知っている7つのルール』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

面白い仕事を生み出す人が
大切にしているもの

 面白い企画を考え、実現するために大切なのは、「人」だと思います。

「このタレントさんとこのタレントさんは絶対に合うから、一緒になったら面白いことになりそう」と考えたり、「この人となら、面白い仕事ができそうだ」と感じたりした結果、新しい仕事が生まれることは多いです。

 タレントさんやスタッフさんのすごさが直感的にわかるようになったのは、幸いなことにトップレベルの方々と仕事をさせてもらってきた経験による部分が大きいです。

 漫画編集者の林士平さんと出会ったときは、自分の想像を超える考え方、発言に衝撃を受けました。テレビプロデューサーの佐久間宣行さんの番組を手がけたことで、佐久間さんからたくさんの刺激を受けたこともありました。

 だから私は、すごい人を見つけたら、そこに飛び込んで話をさせてもらおうという気持ちを強く持っています。

 そういった経験から、「このメンバーでこのコンテンツを作るのなら、これくらいのクオリティのものができるだろうな」という見通しも立つようになってきました。