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「効率よく働く」ことが重視される今、できるだけ無駄を減らし、決められた仕事をこなすことが正解だと思いがちだ。ところが、プロデューサーの石井玄氏は、仕事では「できることは全部やる」という姿勢を大切にしているという。30歳でADを志願した人気番組プロデューサーや、東海オンエアとの仕事から見えてきた、成長し続ける人の意外な仕事術とは。※本稿は、プロデューサーの石井 玄『「自分でやらない」ほうがうまくいく 信頼されている人だけが知っている7つのルール』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
「熱意」と「責任感」によって
空回りしてしまう人の特徴
熱意と責任感は大切ですが、その持ち方を誤ると空回りしてしまうこともあります。
よくいるのが、仕事をいくつも抱え込んでしまうタイプです。
いつの間にかどんどん仕事を背負わされてパンクしそうになる人がいますが、自分のキャパシティと状況を把握し、「これ以上はできません」と言えば解決できると思います。
その人がミスをしたり、パンクしてしまったりするのは、プロジェクトにとってもマイナスですから。
逆に、自分の役割を超えた仕事を、自ら抱え込んで手放さない人もいます。私がチームをまとめる立場のときは、役割分担をはっきりさせ、止まっている作業がないか注視します。
そして、仕事を抱えすぎている人を見つけたら、「できてないから、これ以上やらせることはできません」とはっきり言います。
自ら仕事を抱え込む人は、そこに自分の存在意義を見出しているので、なかなか手放してくれません。
でも、プロスポーツで、怪我をした選手に試合に出たいと言われても、迷惑じゃないですか。監督としては「選手交代です」と告げるしかない。







