東京都は前年5位(42.1点)から4位(45.9点)へ上昇し、神奈川県は4位(43.1点)から5位(41.5点)という結果だった。
続いて目を引くのが大阪府だ。今年は6位(40.9点)へランクアップし、前年8位(35.6点)から魅力度は5.3ポイントも上昇した。
「大阪は、やはり万博の効果があったと考えられる。また、新しい商業施設が次々と登場しており、大阪に足を運ぶきっかけが増えたことも、今回の上昇につながったのではないか」(田中章雄・ブランド総合研究所社長、以下同)
大阪・関西万博は2025年4月~10月開催、累計来場者数は約2902万人に達した。また、大阪駅周辺では再開発が進み、「グラングリーン大阪 南館」など新しい大型商業施設が増えている。
続いて、長崎県も前年11位(34.8点)から8位(36.4点)へ3つ順位を伸ばし、トップ10に入った。この背景にも、新しい施設やイベントの存在があると田中氏。
「長崎スタジアムシティは、サッカーだけでなく、コンサートなどさまざまな目的で人が訪れる場所となっている。さらに、『ながさきピース文化祭2025』が開催された。長崎県を訪れたり、情報に触れたりする機会が増えたことが、魅力度にも表れている」
長崎スタジアムシティは開業1年で延べ485万人が来場。「ながさきピース文化祭2025」の総参加者数は223万8039人に上ったという。
都道府県魅力度ランキング2026
ワースト1位は?
では、今年最下位となった都道府県はどこだろうか。
今年の47位(15.1点)は、佐賀県となった。
前年に47位(13.7点)だった埼玉県は44位(16.7点)へ3ランクアップ。45位(16.4点)は群馬県、46位(15.2点)は茨城県だった。
「最下位になると、『こんな場所があるのに』『こんな魅力もある』といった情報発信がむしろ増える傾向がある。県民にも『このままではよくない』という意識が生まれ、地域の魅力を伝えようという動きにつながる」
「これまでのランキングでも、最下位になった翌年に順位を上げた地域はある。いわゆる『最下位効果』があったのは明らかだ」と分析する。
2026年は、47都道府県のうち28県で魅力度が前年を上回った。イベントやドラマ、新たな観光スポット、特産品など、順位が動く背景はさまざまだ。
ランキングに一喜一憂することなく、魅力度を高める施策を各都道府県がどれほど地道に取り組めるか。この点が、来年のランキングを左右する要素と言えそうだ。
完全版では、都道府県魅力度ランキング2026を一挙に公開し、2027年版の動向も予測している。







