「もっと人から認められたい」「周囲からどう思われているか気になる」。そんな思いから、つい無理をしてしまう人は少なくありません。しかし、他人の期待に応えようと頑張り続けた結果、自分が本当に望んでいたことを見失ってしまうこともあります。人生を振り返ったとき、「あんなに気にしなくてもよかった」と感じるのは、どんなことなのでしょうか。『人生は気づかぬうちにすぎるから。』の著者クリス・ギレボー氏が、人生の後半で気づく大切なことについて語っています。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「本当はどうでもいいこと」とは?
「もっと周囲から認められたい」
「人からどう思われているのか、つい気になってしまう」
そんなふうに、他人の評価を気にしながら生きている人は少なくない。
仕事では、上司や同僚からの評価を気にする。友人と会えば、自分だけ取り残されていないかと不安になる。SNSを開けば、他人の充実した生活と自分を比べてしまう。
もちろん、周囲からどう思われているかを気にすること自体は、悪いことではない。
しかし、他人から認められることばかりを優先していると、自分が本当にやりたいことや、大切にしたいものが後回しになってしまう。
人から評価されるために、無理をして仕事を引き受ける。周囲の期待に応えようとして、自分の気持ちを押し殺す。
そうして頑張り続けた結果、ふと立ち止まったときに、「自分は何のために、こんなに頑張ってきたのだろう」と感じることもあるだろう。
「他人からどう思われているか」はどうでもいい
人生の後半になって振り返ったとき、本当はそこまで気にする必要がなかったと思うこと。
それは、「他人からどう思われているか」ということだ。
そのことに気づかせてくれるのが、次の言葉である。
他人からどう思われているかはそこまで重要ではない
「他人からどう思われているか」を、自分の自尊心やステータスを測る物差しにしていた。これも、不幸につながる典型的な間違いだ。
こうした間違った思い込みや考えは、私の日々の思考に影響を及ぼし、「不安を減らすには、もっと頑張らなければならない」という感覚が強められていった。そのうえ私は、一生懸命「間違ったこと」に取り組んでいたのだった。
他人からどう思われるかを気にするほど、「もっと頑張らなければ」「もっと認められなければ」と、自分にプレッシャーをかけてしまいやすい。
しかし、どれだけ努力しても、すべての人から好かれたり、認められたりすることはできない。
人によって価値観は違うし、自分に対する評価も、相手の立場や状況によって変わっていく。
そんな、自分ではコントロールできないものに振り回されていては、いつまでたっても心は満たされないだろう。
大切なのは、他人からどう見られるかではなく、自分がどんな人生を送りたいかということだ。
人生の時間は限られている。
誰かに認められることばかりを追い求めるより、自分が納得できる毎日を積み重ねていきたい。






