先進の技術と快適思想を
コンパクトサイズに凝縮

 注目のラッコには、6つの主要価値がある。

(1)高い安全性能/コンポーネントの高度な集約により、フロントのクラッシャブルゾーンを39%拡大し、衝突エネルギーの吸収・分散性能を飛躍的に向上。さらにフロント上部スペースの確保で歩行者の頭部保護スペースも拡大、障害を35%低減した。バッテリーには釘刺し試験でも熱暴走しない“ブレードバッテリー”を用い、1000ジュールの衝撃にも耐える高強度構造を実現している。

(2)十分な航続距離/ラッコは300と200の2シリーズ構成。300では35.8kWhのバッテリーを搭載し、一充電で最大320kmの航続距離(電費124Wh/km)を実現。50kW急速充電では10%から80%まで最短34分で完了する。また、回生ブレーキと電動油圧ブレーキの協調制御により、自然なフィーリングとエネルギー回収の最大化を両立した。ベーシックな200の航続距離は210km(電費120Wh/km)である。

(3)ゆとりある室内空間/機器の集約とCTB技術により軽規格という寸法制限のなかで乗員空間の利用効率を4%向上させ、広い室内スペースを確保した。各部の寸法はライバルと同等か少し上回る。両側スライドドアは全車が電動タイプとなっている。

(4)優れた取り回し性/最小回転半径は4.8m。狭い路地や駐車場でも扱いやすく、BEVの利点である低重心化により急な回避操作でも高い安定性を発揮する。日本の冬道に合わせた専用“SNOWモード”を搭載。安全な発進・走行をサポートする。

(5)先進のコネクティッド/前車発進通知、車線維持支援、ドライバー異常時対応システムなどの予防安全機能を網羅。BluetoothキーやNFCデジタルキー、10インチ超のディスプレイ、Apple CarPlay/Android Autoの対応など、ユーザーに寄り添い、自然に使えるスマートさを追求している。

(6)便利で安心な快適装備/両手がふさがっていても開閉できるキックセンサー付き電動スライドドア(挟み込み防止機能付)、後席のお子様置き忘れ防止機能、ステアリングヒーターなど、毎日の使いやすさに徹底的にこだわった装備を備えている。

 ラインアップは3グレード構成。エントリーモデルの200と中間グレードの300プラス、そして最上級の300プレミアムだ。外観の違いは足元。200はスチールホイールと樹脂製キャップの組み合わせ。300系はダークカラーの15インチアルミを標準装着する。一方300のプラスとプレミアムの差は主にシート回り。プラスはファブリックの手動調節式。プレミアムは合成皮革にグレードアップし、運転席は軽自動車では異例の電動調節式だ。

 15万円のCEV補助金を考えると、エントリーモデルであれば実質200万円以下で買える。ボディカラーはアークティックブルーやチーズイエローなど全6色。2トーンカラーは未設定だ。