「スーパーセカンドストリート大宮日進店」 Photo:A4studio
古着ブームの折、掘り出し物のブランド品やヴィンテージ品を見つけて「こんなに安く買えました!」とSNSに投稿するのが流行っている。若者の間では、「宝探し感覚」で店を巡る楽しみが広がっているようだ。そこで、実際に「スーパーセカンドストリート大宮日進店」で買い物をしてみた。人気の秘密を考察していく。(A4studio 逢ヶ瀬十吾)
物価高で節約志向も加速
リユース市場は3.5兆円に拡大
古着屋や中古品屋、リサイクルショップ、フリマアプリなどの「リユース市場」が伸びている。環境省によると、2024年の国内リユース市場規模は3兆4986億円に拡大。コロナ禍で不用品の整理が進んだこと、物価高で節約志向が一段と強まったことなども追い風となっている。
また、東京商工リサーチによると、リユース業251社の売上高合計(最新期)は5775億円4600万円(前期比11.2%増)。最大手がセカンドストリートで、売上高は1161億8400万円に上る。
そんな通称「セカスト」だが、利用した人の声をSNSで見てみると、必ずしも好意的なものばかりではない。「買取査定に数時間かかった」「宅配買取で想定より低い金額になった」といった不用品を「売る」側からの不満の声も見られる。
また、商品を「買う」側からすると、欲しいものが必ず見つかるわけではないだろう。なぜなら、「メルカリ」のようなフリマアプリなら、ブランドやカテゴリー、型番などを指定して欲しいものを簡単にネット検索できる。一方、実店舗は品ぞろえがそれぞれ異なるので、行っても目当ての商品があるとは限らない。
つまり、「欲しいものを効率よく探す」という点だけを考えれば、必ずしも便利な店とはいえないのである。それでも、セカストの実店舗にわざわざ足を運ぶ人は多い。一体どんな理由があるのだろうか。







