テスラの新型「ロードスター」はまさに見せ物だった。戦闘機とランボルギーニを掛け合わせたような外観のデザイン。地上69フィート(約21メートル)の高さで逆さまにぶら下がることを可能にする吸着システム。そして何と言っても特徴的なのは、冷ガスロケット推進装置で、空中でバレルロール(一回転)をしながら一列に並んだ車両を飛び越えたことだ。空飛ぶスポーツカーによって、イーロン・マスク氏は自身が米国最大の夢想家であることを改めて示した。テスラの最高経営責任者(CEO)である同氏が15日に米テキサス州ウェーコ近郊のロケット施設で行ったような派手な披露会には注目せざるを得ない。ただ、それは新型「ロードスター」がベストセラーになるからではない。約10年にわたり約束し続けてきた「ロードスター」が、マスク氏の示した全ての機能を備えて2028年に実際に生産開始されるとは、正直言って信じがたい。
テスラ「空飛ぶロードスター」が意味する自動車市場の行方
マスク氏が描くテスラの新型スポーツカーから見えてくるものは、冷ガスロケット推進装置というよりも中国勢の台頭だ
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