米アンソロピックは、慈善寄付や「特定の層」への資金提供を柔軟に行える新たな「公益基金」に、自社株式の5%を拠出する計画だ。アンソロピックの最高経営責任者(CEO)で人工知能(AI)業界の顔的存在とも言えるダリオ・アモデイ氏は、急速に進化するAIがもたらす社会的・経済的混乱の脅威について積極的に発言してきた。同社は以前、AIによる労働市場の不安定化を研究し、対処するために2億ドル(約320億円)を拠出することを約束していた。同社は18日、新たな取り組みはこれをさらに進めるものだとした。アンソロピックはプレスリリースで「AIの進歩スピードを踏まえると、より大胆な取り組みが必要になるかもしれない。基金はそうした取り組みを追求する上で柔軟性を持つことになる」とし、同基金は「従来型の非営利団体への多額の寄付や、特定の層への直接分配を検討する可能性がある」と述べた。