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中堅校からでも6年間の努力で狙えるのが、難関私立大学群である「関関同立」だ。本特集では大学通信の調査を基に、実際に重複なしで何パーセントの生徒が現役でどの大学群に進学したかが分かる「現役実進学率ランキング」を作成した。特集『わが子がもっと伸びる! 中高一貫校&塾&小学校【2027年入試版】』の#24では、「関関同立」への現役実進学率ランキングを公開する。ランキングには偏差値40台前半でも届く、面倒見のいい学校も多数登場。「京阪神」の現役実進学率や、各大学への現役実進学者数など詳細データも付けたので、本命校はもちろん、併願校選びの参考にしてほしい。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
「重複なし&現役」の現役実進学率
6年後の出口が「関関同立」に届く学校は?
関西圏の難関私立大学グループ、「関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)」。首都圏の「MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)」と同様、就職活動において、ほぼ全ての企業の「学歴フィルター」を突破できる大学群だ。
関西の場合、高校、大学共に国公立志向が強いが、関関同立よりも難易度が高い国公立大学に合格することは簡単ではない。
例えば、大阪の高校で関関同立よりも難易度が高い国立大学の「東一科(東京大学、一橋大学、東京科学大学)+京阪神(京都大学、大阪大学、神戸大学)」に現役で20%以上進学する高校は私立と公立を合わせても7校だけである。大学入試の難易度という意味で、多くの受験生にとって関関同立は現実的なターゲットだといえるのだ。
では、難関私大グループ関関同立に多くの生徒が現役で進学する中高一貫校はどこなのか。特に中学受験で中堅校を目指す家庭にとって、6年後の出口が関関同立に届くかは気になるところだろう。
ただし、合格実績を見る場合、注意したい点がある。関関同立の場合、中堅校でも多数の合格者を出している高校が少なくないが、それだけで合格力を判断するのはNGだ。
なぜならば、多くのメディアで公表される大学合格実績は「延べ合格者数」が使われるのが一般的だからだ。「延べ合格者数」の場合、既卒生も含まれ、1人の受験生が複数の大学や、同じ大学の複数学部に合格すると重複カウントする。
極端なケースでは、特進コースの優秀な生徒が難関大の合格者数を稼ぐことで、対外的に「見栄え」が良くなっているケースもある。保護者としては、実際に何人の生徒が「現役」でどの大学に「進学」したかを確認すべきだろう。
そこで今回は大学通信の協力を得て、最新のデータに基づき、「重複なし&現役」でどの大学群に進学したかを示す「現役実進学率ランキング」を作成した。
本稿では関関同立の現役実進学率ランキング・中高一貫校174校を掲載する。参考データとして「京阪神」の数値も付けた。
また、今回のランキングには関関同立の付属校や系属校も掲載した。そのため上位は付属校や系属校が占めているが、同じ付属校や系属校であっても内部進学率には差がある。付属校や系属校への進学を視野に入れている家庭も、内部進学率や外部進学先などをチェックしてみよう。
付属校や系属校を除くと、ランキング上位には面倒見の良さに定評のある伝統女子校が目立つ。詳しくは次ページのランキングを見てほしいが、中学入学時の学力が偏差値40台でも、コツコツ努力を続けることで関関同立に到達できる可能性が高いといえるのだ。
関関同立に「重複なし&現役」で20%以上が進学するのは32校。10%以上が進学するのは95校だった。中学受験の難関校が並ぶ「東京一科(東京大、京都大、一橋大、東京科学大)」の現役実進学率とは異なり、偏差値40台前半(日能研偏差値)で届く学校を含めて幅広い学校が登場することが特徴だ。
ランキングには大学群だけでなく、どの大学に何人が進学したかについての詳細データも付けた。学校内で、どの「位置」にいれば「現役で合格」に届くのかが分かるので、わが子の志望校選びの参考にしてほしい。本命校選びにはもちろん、併願校や安全校を探すのにも役立つはずだ。







