篭島裕亮
#19
3期連続減益から復活を目指す王者エムスリー、医療データ利活用で躍進するJMDCを中心に合従連衡が加速している医療ITセクター。どの企業も成長できるステージが終焉しただけに、今後5年間は優勝劣敗が進む可能性が高い。果たして業界序列に変化はあるのか。本稿では「製薬マーケティング支援」「医療データ利活用」など医療ITセクターのビジネスを分析しつつ、5年後に伸びる企業、失速しかねない企業について具体名を挙げて大胆に予測する。

#17
爆発的な破壊力を秘める「割安小型成長株」を発掘するためにはどうすればいいのか。本稿では、清原達郎式スクリーニング術の「最新版」をお届けする。単純なスクリーニングではわなにはまりやすい割安株投資だが、「伝説のサラリーマン投資家」として資産800億円を築いた清原達郎氏が実践してきた割安小型成長株投資の極意とは?最新決算を反映した、清原式投資への入り口となる281銘柄も一挙公開する。

#15
日経平均株価が高値圏にあるときこそ、守備力を高めるために高配当株の組み入れを検討したい。ただし、配当株投資であっても高い利回りだけで銘柄を選ぶのは危険だ。業績が悪化すれば、減配や無配を余儀なくされる危険性があるからだ。今回はアナリスト予想を基に「3期先の配当が増加」して、かつ「当期利益も増える」高配当株を選抜。複数のスクリーニングも実施して、3期先も安定配当が期待できる100銘柄をピックアップした。

#11
「大化け株」を狙うのであれば売上高成長に注目しよう。今回はアナリストの5期先予想から「超成長期待80銘柄」のランキングを作成した。時間を味方にした次世代のスター株への投資は、個人投資家の強みを生かした投資法でもある。ランキングには宇宙関連やコンサル、AI関連など旬の銘柄がそろう。成長力のある企業に早い段階で投資できれば「テンバガー(10倍株)」も夢ではないだけに、気になる銘柄を発掘してほしい。

#9
コロナ禍を乗り越え、業績を着実に伸ばしてきた不動産セクター。積極的な資産売却も利益成長を加速させており、各社の中期経営計画には最高益更新やROE(自己資本利益率)向上など強気予想が目立つ。ただし、中長期を展望すると忍び寄るリスクも見え隠れする。不動産セクターのキーワードを解説しつつ、財閥系不動産や準大手不動産の戦略を解説。今後5年間で躍進が期待できる企業や意外なニッチ企業も紹介する。

#8
受注時採算が急激に回復したことで、今後数年間にわたり業績拡大が期待できる建設セクター。果たして今回の景気サイクルの勝ち組はどこか。「談合」がなくなったことで経営力が問われる局面に突入しているが、業界の序列変化はあるのか。大手ゼネコン4社の動向に加えて、M&Aで規模を拡大する企業や独自戦略で業績を伸ばす企業など具体名を挙げて業界の5年後を予測する。

#6
日経平均株価が4万円を回復したが、上昇相場に出遅れた個人投資家はどうすればいいのか。今回はアナリストの業績予想に複数のスクリーニング条件も追加して「5年後の割安株100銘柄」を選抜。増益基調の割安株を中長期で保有して、「実力値」に株価が修正されるのを待つ割安株投資は、短期的な成績を求められない個人投資家向きの投資法だ。相場が楽観に傾きつつある今だからこそ、下値リスクの小さい割安株に注目してみよう。

#4
「高水準の年収」で難関大の学生からの就職人気も高い総合商社。だが、今期は三菱商事と三井物産が2桁減益計画となる一方で、伊藤忠商事が連続最高益を見込むなど序列に変化が起きつつある。3社の明暗を分けたものは何か。また、4位、5位の丸紅、住友商事の下克上はあるのか。意外なほど異なる事業内容や崩れ始めた株主還元と配当のバランスなど、トップアナリストが強みと弱みを徹底解説。今後数年間の総合商社の勢力図を解説する。

#3
薬価引き下げ圧力など業界環境が逆風の中、「革新的新薬」の開発力が問われている医薬品セクター。肥満症薬の開発に期待が高まる中外製薬、大型のがん治療薬で躍進を目指す第一三共、復活の兆しが見え始めた武田薬品工業など主要企業の戦略を解説しつつ、今後の勢力図を大胆に予測する。不景気に強く大手を中心に高給で知られている業界だが、今後は新薬開発次第で序列が変化し、業績も株価も年収も格差が広がる可能性が高い。このままでは沈みかねない企業や開発中の有望な薬についても具体的に紹介する。

#1
新型コロナウイルスの感染拡大やトランプショックがあったにもかかわらず、直近5年間ではフジクラやベイカレントがテンバガー(株価10倍)を達成。では、次の5年間で株価が飛躍する企業はどこか?今回はアナリストの5期先予想から「大化け候補80銘柄」を選抜。短期の株価変動に一喜一憂せず、中長期保有で大きな利益を狙う戦略は個人投資家の特権だ。復活を目指す大型株から旬の中小型株までさまざまなタイプがそろうので、ぜひランキングをチェックしてほしい。

昨年、大反響を呼んだ希学園首都圏の「全生徒別の合格校一覧」。塾側の目線で併願戦略を解説した記事は少なく、生徒別の合格校は外部からは知ることができないからだ。そこで今回も特別に希学園首都圏にデータを提供してもらい、2025年入試の「全生徒別の合格校一覧」を掲載。さらに偏差値帯別の合格校や併願戦略について、希学園首都圏学園長の山﨑信之亮氏に解説してもらった。

#24
「御三家など難関校を狙うならSAPIX」という考え方はもったいない。首都圏には四大塾以外にも魅力的な中学受験塾が多くあり、それぞれ独自の強みを発揮しているからだ。そこで今回は王者SAPIXと同等の御三家合格率を誇るエルカミノ、希学園首都圏、グノーブルのキーマンに難関校合格の秘訣や指導方針を直撃。上位何割にいれば最難関校が射程圏となるのかや、その塾の「真ん中」の子どもが狙える具体的な学校名についても明らかにしてもらった。

#23
中学受験ブームが継続する中、受験者数を伸ばしているのが「中堅校」である。偏差値だけでなく、わが子の興味関心を伸ばす環境を選ぶ保護者が増加しているからだ。そこで今回は本命校候補としても併願校候補としても注目したい「プロ3人が厳選した偏差値30台、40台から狙えるお薦めの17校」を一挙に紹介する。学校のタイプも共学、別学、大学付属、国際系……などバラエティーに富むので、ぜひチェックしてほしい。

#22
昨年、大反響を呼んだ希学園首都圏の「全生徒別の合格校一覧」。塾側の目線で併願戦略を解説した記事は少なく、生徒別の合格校は外部からは知ることができないからだ。そこで今回も特別に希学園首都圏にデータを提供してもらい、2025年入試の「全生徒別の合格校一覧」を掲載。さらに偏差値帯別の合格校や併願戦略について、希学園首都圏学園長の山﨑信之亮氏に解説してもらった。

資産800億円を築いた“伝説のサラリーマン投資家”清原達郎氏は2025年度の相場をどう攻めるのか。今回のインタビューでは、リスクとの向き合い方や清原氏が「現役」であった場合の具体的なポジションを赤裸々に解説。さらに清原氏の真骨頂である、損失リスクを抑えて利益を最大化する「小型割安株への逆張り」についても直撃した。個人投資家に向けた珠玉のアドバイスが満載なので、ぜひ参考にしてほしい。

#14
トランプ相場に翻弄される株式市場を横目に意外な底堅さを発揮しているのがJ-REITだ。分配金の安定感は強く、為替リスクを負わずに「5%」の利回りを狙えるチャンスでもある。J-REIT市場が本格復活する条件や、オフィス、物流、ホテルなど投資対象別の強弱、この先も期待大のREITの条件について専門家に聞いた。

#13
2024年5月以降、株価の調整が続く総合商社セクター。だが、2月には「バフェットの買い増し示唆」、4月3日には「三菱商事が巨額の自社株買いを発表」するなど底打ち感も台頭している。世界景気敏感セクターなだけにトランプ関税の影響は気になるが、果たして今から買うべき銘柄は何か。最大の注目ポイントである「株主還元力」を中心に総合商社セクターの今後を分析した。

#12
2025年初から急落している半導体製造装置セクター。生成AI関連として脚光を浴びる一方、中国リスクの台頭が逆風となっている。「買い場到来」か「落ちるナイフ」かについて専門家の見方は分かれているが、データセンター需要は底堅く、中長期での期待感は強い。値動きが激しいセクターだけに銘柄選別も重要になるが、米エヌビディアよりも期待できる企業とは?

#10
待望の「押し目到来」なのか。この2年、3年の日本株をけん引した金融セクター。直近はトランプ関税の影響で株価が急落しているが、2024年初から見ると依然として株価は高い水準にある。金利の先高観から業績、株価への期待は強いが、果たして今の水準で買っていいのか。また、「マクロ頼み」ではなく、独自の強みを発揮して成長する企業の選び方とは。保険、銀行を中心に外資系トップアナリストの見解を聞いた。

#8
企業のDX推進が追い風となるSaaSセクター。生産性改善は最重要課題だけに需要は底堅く、売上高成長率は20%を超える銘柄が目立つ。一方、株価については明暗が分かれている。市場からの評価軸が変化しつつあるからだ。ラクス、フリー、マネーフォワードなど主要プレーヤーの最新決算を分析しつつ、SaaSセクターの分析のポイントを解説。生成AIで躍進が期待できる意外な企業も紹介する。
