イスラエルで27日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の去就を巡り激しく争われた総選挙では、記録的な数の有権者が投票した。ガザを拠点とするイスラム組織ハマス主導の攻撃で同国が3年に及ぶ戦争に突入して以来、初の選挙となった。初期の出口調査によると、ネタニヤフ氏率いる与党勢力も野党側も、イスラエル国会(クネセト)で過半数となる61議席を確保するには至らなかった。ネタニヤフ氏率いる右派リクードは国会で最大25議席を獲得すると予測され、元軍参謀総長のガディ・アイゼンコット氏率いる野党の中道ヤシャルは22~23議席程度を獲得する見通しだ。反ネタニヤフ陣営全体では52~53議席を獲得する見通しで、首相率いる連立陣営は50議席にとどまる予測となっている。