前回の融資ブームが幕を閉じようとしていた2007年、シティグループのチャールズ・プリンス最高経営責任者(CEO、当時)はこう語った。「音楽が鳴っている間は立ち上がって踊り続けなければならない」今回の融資ブームをけん引しているのは人工知能(AI)で、銀行業界は間違いなく立ったまま踊り続けている。だが同時に、座ることのできる椅子を探しつつ、音楽が止まる気配に耳を澄ませてもいる。7-9月期には、大手銀行も中規模の地方銀行も、従来型の企業向け融資「商工業向け融資」が急増した。その原動力としてよく挙げられたのは、AIデータセンター建設向けの融資だ。
AIブームで融資急増、それでも銀行業界は浮かれず
米国の大手・地方銀行はともにAI融資ブームに乗っている
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