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「私大医学部御三家」を筆頭に、近年の私立大学の医学部は親世代の感覚とは一線を画す超難関になっている。では、この狭き門を「現役」で突破しているのはどの高校なのか。特集『わが子がもっと伸びる! 中高一貫校&塾&小学校【2027年入試版】』の#27では、「私立大学医学部医学科」への現役合格率に加えて、全国32大学への現役合格者数など詳細データも完全公開。ランキング上位には中高一貫校の難関校がそろうが、目を見張るのが女子校の強さだ。中学入学時偏差値も付けたので、医学部進学を見据えた学校選びの指針として役立ててほしい。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
ランキング上位10校のうち5校が女子校
慶應や慈恵医大の合格者が多い学校も公表
不透明な時代になるほど脚光を浴びるのが医学部だ。医師は仕事にやりがいがあることに加えて、安定的に高収入が狙えるからである。
特に親世代と比較して難化しているのが「私立大学の医学部」だ。募集人員が少ないため、相対的に難易度が低い私立大学の医学部でも、早慶レベル以上の学力が必要になっている。
では、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学など「私大医学部御三家」とされている大学をはじめ、私立大学医学部に多数の合格者を輩出している高校はどこか。
今回は大学通信の協力を得て、私立大学の医学部医学科への「現役合格率」が高い117校をランキング化した。合格者数ではなく合格率にしたのは、高校によって生徒数が異なるため、単純な合格者数の比較では各校の真の実力が見えにくいからだ。
近年は公立高校の復権が話題になることも多いが、医学部受験においては中高一貫校が圧倒的な強さを誇る。また、興味深いのは国公立大学の医学部と私立大学の医学部で顔触れが大きく異なることだ。
国公立大学の医学部合格ランキングでは九州、北海道、東海、四国など地方を代表する中高一貫校が上位に君臨しているのに対して、私立大学の医学部の現役合格率ランキングでは首都圏の女子校が数多く上位にランクインしているのだ。これは一過性の傾向ではなく、近年の受験トレンドとして完全に定着している。
背景には医師が資格職であり、「手に職」を持つことでライフステージに応じた柔軟な働き方を選択しやすいということがある。また、私立大学の医学部が首都圏に多いことも理由だろう。
ランキングは全国の私立大の医学部医学科と防衛医科大学校を対象とし、大学ごとの合格者数の内訳も公開。「慶應や慈恵医大の医学部に強い高校はどこか」といった見方もできるようになっている。全32大学のデータを俯瞰できる記事は珍しいので、ぜひ参考にしてほしい。
詳しくは次ページで紹介するが、1位と2位は東京の女子校で、上位10校のうち5校が女子校となった。ランキング上位は難関校が中心だが、日能研の偏差値50前後の中堅校も登場する。
中堅校狙いの家庭でも、医学部受験に強い“お値打ち”の学校が見つけられるはずだ。校風なども考慮に入れつつ、わが子に最適な学校選びの参考にしてほしい。







