9月7日に夏季オリンピックの
開催地が決定する!

 現在、株式市場で最も話題になっているのが、9月7日に予定されている2020年夏季オリンピックの開催地決定でしょう。

 藤本の所にも様々な媒体から、オリンピック関連銘柄などについての取材などが来ています。しかし、半歩先読みで考えると今からでは明らかに遅すぎると思います。

 9月7日に決まるものなので、最低限1ヵ月前には関連銘柄への投資を行っておく必要があります。なぜなら1ヵ月前程度からマスコミが騒ぎ始めるからです。
特にマネー誌は毎月21日発売なので、8月21日発売の10月号には、記事としてオリンピックのネタが掲載されるはずです。

 また、週刊誌、新聞などでは、2週間前程度からオリンピック関連の記事が掲載されるでしょう。そうなると、関連銘柄は盛り上がる可能性が高くなると言うわけです。

 この記事や拙著『「相場の福の神」が教えるザクザク投資術』をお読みの読者の方は、ご理解いただけると思いますが、これらのオリンピック関連銘柄については、ニュースが出た瞬間、絶好の売り時ということです。

 様々な媒体で紹介されるオリンピック関連銘柄のうち株価が大きく上昇している銘柄をチェックしておきましょう。9月7日に東京が開催地に決定すれば、さらに一段高する可能性がありますが、そのタイミングが絶好の売りチャンスです。

 よく考えてください。決定するオリンピックは2020年なんです。今から、7年も先のことです。スポーツ用品店や製造する会社が、いまから7年間ずっとオリンピックをネタに株価上昇することはないはずです。すぐにそんな好材料は株価に織り込み、時として行き過ぎます。株価が行き過ぎたところは、時間の流れとともに、調整される可能性が高いと言えます。だからこそ半歩先読みが必要なのです。

オリンピック関連銘柄とは?

 オリンピック関連銘柄と言われてもピンとこない、という方のために、銘柄をいくつか紹介しておきます。

 まずは、経済効果でいえば、東京五輪実現のための施設の整備費用でしょう。まだ事業者は決定していませんが、これほど大きなプロジェクトになると、スーパーゼネコンと呼ばれる鹿島建設(1812)、大林組(1802)、清水建設(1803)、大成建設(1801)あたりが注目されそうです。

 もちろんスポーツ関連も盛り上がりそうです。2020年東京五輪をにらんでの選手育成が考えられ、企業スポーツの復活や大掛かりなスポーツイベントの増加が期待されます。スポーツ用品の製造、量販店などの関連銘柄、ヒマラヤ(7514)、アシックス(7936)、美津濃(ミズノ)(8022)、デサント(8114)、ゼビオ(8281)などが考えられます。

 また、選手村は晴海地区に事業規模920億円で建設予定です。オリンピック・パラリンピック閉幕後の活用を含めて、ゼネコン、大手不動産が注目しています。現在この地区では三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)の大手不動産各社が競って、超高層マンションを建設・計画中です。ここに選手村の開発が決まれば、ウォーターフロントと呼ばれる晴海地区が劇的な変貌を遂げそうです。

 ちなみに、直接的には東京五輪は関係ないですが、短期的には個人投資家の注目を集める可能性がある銘柄を。それはOlympicグループ(8289)です。食品スーパー・ホームセンターなどを運営している会社で、社名がそのままポイントです。

※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

 


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