今回の選挙は高市首相の衆議院解散により異例のスケジュールで行われることになった Photo:JIJI
選挙のたびにかかる人的・金銭的コストは民主主義を支えるために必要なものですが、このデジタル時代、もっと効率的にできないものでしょうか?日本でインターネット投票は実現可能か探ります。マイナンバーが普及するも、壁となっているものとは?(トライズ 三木雄信)
選挙は効率化できないの?
1人選ぶのに約1億8387万円!
高市早苗首相が衆議院を解散したことによる総選挙が、1月27日公示、2月8日投開票という“最短スケジュール”で行われます。選挙の現場はバタバタで、投票所の場所が確保できない、掲示板を立てる人が足りないなどと報じられました。選挙のたびに自治体職員が総動員されて、開票作業にも膨大な人手がかかり、休日出勤などの各種手当も当然必要です。
選挙にかかる費用は一体いくらなのでしょうか? 政府は今回の選挙の経費として、一般会計の予備費から約855億円の支出を決めました。物価高や人件費上昇で、前回2024年の衆院選から40億円近く増えています。衆議院の定数は465人なので、単純計算で、議員1人を選ぶのに約1億8387万円かかることになります。
そもそも今回の解散総選挙は大義が見えないと批判されていて、SNS上では「855億円もの血税、もっと有意義に使えないの?」といった声も噴出しています。
選挙のたびにかかる人的・金銭的コストは、民主主義を支えるために必要なものです。しかし、このデジタル時代、もっと効率的にできないものでしょうか?一つの選択肢として、インターネット投票が始まっている国もあります。







