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一般人がスマホで撮った決定的瞬間を
報道機関が買い取るネットサービスが急拡大中!

岡 徳之
2013年8月28日
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システムが撮影場所と日時を特定し、
写真のねつ造を防ぐ仕組み

 また、アプリを使って写真をアップロードする際に、スクープショットのシステムが地理・日時に関するデータを自動で追加する仕組みのため、撮影者が決定的瞬間に居合わせたことの一応の証明になる。写真に対する一定の信頼性は確保されていると言っていいだろう。さらに、撮影者がその状況を表す説明を追記できるので、メディアにとっても使い勝手がよい。

 同サービスの競合にあたる従来のフォトストックサービスは、どうしても写真を撮影するのが自前のスタッフやプロのカメラマンに絞られることで、被写体の幅に限りがあった。また、それに伴い写真を購入するための価格設定が高いなどの難点だった。

 スクープショットはそうしたメディア側の課題を解決しつつ、ユーザーには利益を還元する仕組みがある。撮影者は2.5米ドルから500米ドル、独占的利用の場合は指定価格の10倍の金額が支払われる。ちょっとした小遣い稼ぎにもなりそうだ。

 スクープショットは先日、120万ドルを調達したばかり。この資金を元に米国やヨーロッパなどの海外マーケットの開拓を強化するとしており、日本への今後の波及効果にも要注目だ。

(岡 徳之/Noriyuki Oka Tokyo & 5時から作家塾(R)

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