【上級編1】週に一度、なんにでも「Yes」という日を決める
「限界突破思考」とは、「今までと同じ」から脱すること。多くの人はこれまでやったことのない行動には恐れを感じ、あまりとりたがらないもの。
ですが、「今の自分ならできる」ものだけを選択していたら、いつまでたっても「今のあなた」のまま。大きな成長は望めません。
初級編2の「ムリ」「できない」をいわないからステップアップして、実際に行動へ移すのが上級です。
新たな選択をし、行動するためにやってみてほしいのが、週に一度、なんにでも「Yes」という日を決めること。
プレゼン資料を作るのがニガテ。いつも何か言い訳をして避けていたのに「やります!」という。
口うるさい先輩の飲みの誘いは断っていたけど「行きます!」という。
「お風呂の掃除をして」と奥さんに頼まれたら、すぐにやる。
また奥さんに、「今週の日曜、お友達とランチを食べたいから、子どもと遊んであげて」と頼まれたら、いつもは「仕事だからムリだよ」といっていても、喜んで「Yes」と引き受けましょう。
その分の仕事は、普段の予定を見直せば、案外カンタンに終わらせられるかもしれません。
また、子どもの思わぬ言動に心が和んだり、仕事につながるヒントが得られたりするかもしれないのです。
「Yes」という日だからという理由で、自分の好みや枠から外れた行動をとれば、それだけで世界が大きく広がります。
「Yes」といってから、どうやってうまくいかせるか、楽しくするかを考えればいいのです。これまで思ってもみなかったことをうまくいかせるために、あれこれ考える。
そして達成した時の喜びを味わえば、その過程は、仕事や人生においても必ずどこかで、限界をはねのけるのに役立ちます。
そして、今まで避けていたことができるようになれば、自分では考えてもみなかった進歩を遂げることができます。
(おわり)
※本連載は今回で終了です。
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