人がやる気を失くすのは、どんな時だろうか? それは、1)ムリ、できないと思う時、2)やらされていると思う時、3)他人のせい、環境のせいと思う時、4)ネガティブな感情にとらわれている時、5)思い通りにならない時、6)不平不満がある時などだ。「情熱スイッチプログラム」は、この6つの思考を取り除くように設計されている。

「情熱」を阻害する要因をすべて取り除く

初めに、なぜ、「情熱スイッチプログラム」は6つの思考から成り立っているのかを説明しましょう。

 それには大きな理由があります。

「情熱」は一度火がついたら、放っておいても燃え続けるものではありません。

「昨日あったやる気が、今日はどこかに消え失せている」という経験を持つ方も多いでしょう。

 だったら「情熱スイッチ」をオフにしてしまう要因をすべてなくそう。そうすることで、情熱が常にオンになる状況を作り出す。

 そう考えて「情熱を消してしまう要因」を分析しました。

 すると、以下の6つの考え(思考)になった場合、やる気をなくしてしまうことが明らかになったのです。

1)「ムリだ」「できない」と思う時

2)「やらされている」感が強く、受け身になっている時

3)人のせい、環境のせいにする時

4)マイナスの感情をコントロールせずに流されている時

5)「問題」や思い通りにいかないことに直面した時

6)不平、不満の考えを抱く時

 そして、この6つをしっかりと取り除くことで、情熱が燃え続けられるよう組み立てられたのが「情熱スイッチプログラム」です。