白熱の試合が続く、バレーボールの世界大会「ワールドグランドチャンピオンズカップ2013」(グラチャン2013)、11/15(金)からはタイ、ドミニカ共和国、ブラジルとの3連戦となる火の鳥NIPPON。
バレーボール観戦が楽しくなる、さらには仕事にも役立つ、「上司を動かすデータ戦略」についてお話を伺いました。組織のリーダーである眞鍋政義監督はデータをどのように活用しているのでしょうか?

真っ先に口説くべきは
リーダー・眞鍋政義監督

  最後に、バレーボールの試合観戦がより楽しくなるような、データのお話をしたいと思います。

  データをフル活用したければ、真っ先に口説き落とさなければいけない相手がいます。それが意思決定者たるリーダー。私の場合、全日本女子チーム「火の鳥NIPPON」を率いる眞鍋政義監督です。

  データ分析というと、そのノウハウや手法が注目されがちですが、集計や分析はあくまでも下ごしらえ。データは現場でこそ輝くもの。分析したデータを現場で活用してもらうための最初のハードルが、実は意思決定者、つまり現場のリーダーに受け入れてもらうことなのです。

  仮に「そんなもの意味がない」とリーダーに突っぱねられてしまえば、膨大なデータも無用の長物。

  繰り返しますが、現場で活用されて初めて、データは武器になるのです。