突然ですが、あなたは合コンに行ったことがありますか? もし行ったことのある人なら、誘いを受けた時にこんなことを聞いた経験はないでしょうか?
「(相手は)どこの大学の人?」
あなたが今、大学生・大学院生であれば、出会いの場において相手がどんな人であるかを知るための手がかりとして、きっと相手の通う“大学”を1つの重要な要素と考えるでしょう。ただ、社会人になるとどうでしょうか。もはや“大学”は、学生のときに比べればそれほど気になる情報ではなくなります。一方で気になるのが、相手が勤めている“企業”です。
社会人になれば、相手の勤めている企業名を知ることが、その人はどんな人でどんなライフスタイルを送っているのかを探る大きな手がかりになります。そして、大人になればなるほど、出会う人に対して意識をするのが「結婚」です。「結婚」するとなれば、相手と家計を同じくし、一緒に暮らすわけですから、ますます企業名が相手を選ぶための重要な要素となることでしょう。
では、実際にどんな企業に勤めている人は、結婚相手として人気があるのでしょうか。
調査は、与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社が行った「第3回この企業に勤める人と結婚したいランキング」で、インターネットを使って全国の20~59歳の有識者男女800人を対象に2013年10月26日~27日に実施。また、対象企業は年間売上2500億以上、従業員数5000人以上の企業200社。
1位トヨタ自動車、2位ANA
「高収入」以上に大事な「安定」
男女ともにランキング1位となったのは、「トヨタ自動車」で、複数回答が可能という調査の特徴もあり、全体の10.3%の人が同社を選んだという結果に。2位以下は、男女で若干異なり、男性(結婚相手が女性)では2位が「ワコール」、3位が「全日本空輸(ANA)」に、女性(結婚相手が男性)では2位が「全日本空輸(ANA)」、3位が「三菱商事」になっています。ANAは全体では2位で、トヨタ自動車とANAは男女ともに結婚相手に望む勤務先として人気であることがわかります。