血液サラサラ、老廃物もすっきり。
「冷え消しマッサージ」で健康になる
いかがでしょうか?
冷えていることが、いかに体に悪い影響を与えているかおわかりいただけたでしょうか。なんとなく不調、持病だからしょうがない、何をやっても治らないものが、体の冷えと密接な関係があることをご理解していただけたのではないかと思います。
体の中で特に冷えているところを触ってみると、その筋肉が硬くなっている場合が多いと思います。冷えている部分の筋肉がなぜ硬くなるのか、それは血液やリンパ液の流れが悪くなっているからです。血管とリンパ管はほぼ並んだ状態で体内に張り巡らされていますが、この管の中を血液やリンパ液がサラサラと流れていれば、必要な酸素や栄養が体の隅々まで行き届きますし、老廃物もスムーズに排出されます。ところが、体が冷えているとこれらの流れが悪くなり、必要な酸素や栄養が行き届かなくなりますし、老廃物も体内に滞ってしまうのです。
つまり、「体の冷え」と「血液(リンパも含む)が悪い」と「筋肉は硬い」は、セットになっているのです。筋肉が硬いと、ますます体を動かしづらくなり、血流が悪くなり、それに伴って体温が下がる。冷えの悪循環に陥ってしまいます。
こうなってくると、体全体の代謝が悪くなり、内臓の働きが低下します。
胃腸の働きが低下すると、胃痛や便秘、下痢などが続いてしまいます。肝臓や腎臓の働きが悪くなると、疲れがなかなか取れなくなってしまいます。卵巣や子宮などの生殖器官の働きが低下すると、月経不順や子宮のトラブル、不妊などの婦人科系の不調につながってしまうのです。