NHKで現在放映中の大河ドラマ『軍師官兵衛』。主人公の黒田官兵衛孝高は、小田原城主・北条氏政・北条氏直父子に無血開城を促す際に、「魴鯡の粕漬け」を贈ったと言われています。

官兵衛が軍略に用いた「魴鯡(ほうぼう)」 <br />小田原城無血開城に貢献魴鯡の潮汁
【材料】ホウボウのあら…1尾分/出汁昆布…10cm幅/酒…1カップ(200ml)/水…3カップ(600ml)/塩…小さじ1/2/醤油…小さじ1/ねぎ、三つ葉、貝割れ菜など…適量
【作り方】①ホウボウのあらは血合いをきれいに洗い流す。②鍋に水と酒と出汁昆布を入れて中火にかけ、沸騰直前に火を止め、出汁昆布を抜いてから1を入れ、塩と醤油を入れて5分程度煮、火を止める。③汁ごと器に盛り、お好みでねぎや三ツ葉、貝割れ菜を乗せる。

 まさかその美味しさに降参した……というわけではないと思いますが、嬉しい贈り物に気持ちが和んだ、ぐらいのことはあったのかもしれません。