また、駅でぼんやりと電車を待っている間でも、「目の前の“自動販売機”を英語で何と言うんだろう?」と疑問に思ったら、それっきりにしないで、辞書でキッチリ調べて言えるように練習します。
あわせて、「自動販売機が故障する」とか、「日本にはいたるところに自動販売機がある」などといったフレーズを調べて覚えておけば、英語で言えることが着実に増えていきます。
英語ができる人は、こうして少しずつ英語表現を増やして、本番に備えています。
そして本番で「よし、使えた!」という経験をすることで、着実な知識に変えているのです。
どんな話題でも「臨機応変にしゃべれる自分」は、言いたいことを整理して、調べて準備して、それを覚えて、使って……を何度も何度も繰り返したあとに、初めて実現します。
「どんなシチュエーションでも、どんな話題でも話せる自分を目指す」という言い訳のもと、暗記をおろそかにして、言いやすい知っている表現ばかりに頼ってしゃべることは、順序が逆ですし、スピーキング力アップを妨げるばかりなのです。
これが、わたしのノートです
準備のいいところは、まずは日本語で言いたいことを考えられる点と、納得いくまで調べる時間を取れる点です。
下の写真は、わたしが作った、わたしだけの「フレーズ」ノートです。
普段の生活で「これって英語で何て言うんだろう」とチラッと疑問に思ったら、とりあえず日本語でメモしておいて、後で辞書を使ってノートに記入するようにしていました。