「抗糖化作用」がある食品は食事の初めのほうに摂る

 まずはお茶です。日本茶(緑茶)をはじめ、ウーロン茶、プ―アール茶などには、AGE抑制作用があることが実験で示唆されています。

 これらはポリフェノールの一種、茶カテキンの作用と考えられます。ハーブ茶のカモミール・ティーも効果ありです。食後に飲むもいいのですが、食前に飲んでおくと抗糖化は一層期待できます。

緑色をした葉菜類の抗糖化作用もなかなか強力です。

 小松菜、ホウレンソウ、キャベツ、白菜などには芋や根菜類に比べ、糖質が少なく食物繊維が多く含まれています。懐石食べとも重なりますが、これらの野菜を味方にして、食事の初めの方に食べる習慣を身につけるのがお勧めです。

 また、大豆製品やヨーグルトを食前に摂ると、血糖値の上昇を抑える効果があります。大豆に含まれる水溶性ペプチドには血中の糖を吸収するレセプター(細胞の窓口)の数を増やす働きがありますし、ヨーグルトの方は腸内環境を整えるのです。

 そうは言っても、優等生的な食生活を続けるのは難しいものです。

 仕事での接待や食事会、会社の仲間との付き合い、男同士の飲み会、女子会、デート、合コンなどの機会があるでしょうし、また時には羽を伸ばしたいこともあるでしょう。

 そうした時は高カロリー食や高GI食を避けるのが難しいかもしれません。また、えてしてこういった機会は続くものです。そんな時はどうするか?

 「昼食」で調節するのがお勧めです。

 夜にこってりした肉料理や飲み会が予想されたら、揚げものランチ、ラーメン、カレーなどの高GI食は避け、和定食や野菜炒め定食などの低カロリー、低GI値の食事を選ぶようにするのです。1日3食のトータル・バランスを昼食でとるという考え方です。

 さらに1週間のトータル・バランスも考えましょう。高カロリー、高GI食が続いたら昼食だけでなく夕食も自宅でとる場合は、野菜を多く含むものや低GI食品にするなどして、バランスをとってみましょう。

高カロリー食や高GI食に身体が慣れてしまう前に、元に戻すことが大事なのです。アンチエイジングは長期の戦い、諦めてはいけません。