「効率化していく」という意識が
必要になってくる
【理由3】会計ソフト、税務ソフトの問題
経理をやる会計ソフト、税金を計算する税務ソフトは、効率を上げるという視点がありません。先ほどの「税理士、経理担当者の事情」と同じく、保守的でミスがないように作られています。
確かにミスは少ないのですが、非常に使いにくく、デザインも一昔前、考え方も古いソフトが多いのです。これらのソフトに足をひっぱられることも少なくありません。また、専門ソフトということで高いです。
こうした問題点がありながらも、「必要だから」という事情で買っているケースも見受けられます。とはいえ、現状は会計ソフトを使わざるを得ません。本連載では、その他の部分で効率化する方法や新しいタイプの会計ソフトもお伝えしていきます。
(次回は、5月2日掲載予定です)
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