公務員として仕事をしていく覚悟が
本当にあるか

 公務員職の中の1つ、警察官で興味深い選考制度が始まっています。

 大阪府警察では平成26年度から「自己推薦方式」という採用選考制度が始まりました。サイト内の文章を引用します。

「スポーツで全国大会等の出場経験がある」「自分の特技は全国レベルだと自負している」などあなたのハイレベルな技能、技術、自己推薦書により評価されます。

 2014年の2月には日本経済新聞を始め、様々な新聞やニュースでも報じられた事から記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「警察官」と聞くと、ドラマ「相棒」「踊る大捜査線」「アンフェア」などの主人公や登場人物を想像してしまいますが、実際の業務は地味だったり大変だったりと楽ではないようです。

 事実、警察官としての業務に就く前の警察学校に入った後にも2割近くの方が辞めていくという事です。

 ニュースが報じられていた際に、同時に報じられていた街の声としては「警察官が1芸で決まってたまるか!」という声もありました。誤解のないように説明しておきますと、「ハイレベルな技能や技術があるから採用」なのではありません。

 事前選考で行われる「自己推薦」で合格すれば加点されて、教養試験や論文の配点比率が下がるという事で、募集定員である約520名の1割程度を採用するとの事です。また、事前選考に落ちても一般出願が可能との事です。

 とはいえ、こういった制度が始まった背景には、公務員になったとしても「思ったより辛いから辞めます」と去っていく若者が多いからだとか。報道に答えていた府警の方は、「1つの芸を極めることで忍耐強くなるはず」ということをあげています。ちなみにスポーツ選手から芸人といったジャンルから、銀行や財務部門、SOHOで実績をあげている方など、自己推薦枠は幅広く募集しているようです。