実は財務省、「人材の長期育成」だけのランキングでも1位なのですが、「20代の成長環境」についてはトップ30にも顔を出していません。そうした意味では、群を抜いて「人材の長期育成」が高い評価を得ていると言ってよいでしょう。

 一方で興味深いのは、「20代の成長環境」のみのランキングで1位になっている「リクルートマーケティングパートナー」は全体のランキングではトップ30に食い込んでいないことです。これは、独立志向の高いリクルートならではの結果と言ってもよいかもしれません。

 成長できる企業・組織というと、コンサルティングファームや外資系企業ばかりを思い描いてしまいますが、今回意外なのは30位までに国家機関がいくつか食い込んでいることです。1位の「財務省」はもちろんのこと、千代田化工建設と同率の3位に「裁判所」、16位に「陸上自衛隊」、23位に「航空自衛隊」がランクインしています。

 コンサルと国家機関では、その成長するための仕組みは大きく異なることでしょう。では、「社員が成長する形」は大きくどのように分類できるのでしょうか?

社員の成長タイプで4つに分類!
若手が伸びる業界、長期で成長できる業界

 今回のランキングは、「20代の成長環境」と「人材の長期育成」の合計点から算出されたもの。そこで、ヴォーカーズはその2つを組み合わせて業界別に分析を行い、「I:耐久レース型」、「Ⅱ:マラソン型」、「Ⅲ:スタートダッシュ型」、「Ⅳ:ウォーキング型」と、4つの社員成長タイプに分類しています。それぞれのタイプには、どんな業界が当てはまるのでしょうか。