ロングホールの3打目、ピンまで残り距離が30ヤード 、寄せてワンパットならバーディという場面です。絶好のチャンスに気持ちが先行し過ぎたのか、それとも緊張して体が動かなかったのか、インパクトでクラブヘッドがボールの手前にドスンと落ちて、大ダフリしたことがありませんか?
アベレージクラスのプレーヤーはこの1回のミスをきっかけに崩れて、ダボやトリということが少なくありません。今回は、そのようなダフリのミスを防止するテクニックをレッスンしましょう。
第1のポイントは、「スウィングリズムを一定にする」ことです。アマチュアゴルファーのアプローチを分析すると、打ち急いでミスが出ているケースがほとんど。いつもより明らかにタイミングが早くなっているのです。
フックグリップにすると、ダウンスウィングでクラブヘッドが落ちず、スクエアなインパクトが可能。 |
そのリズムを一定にするには、クラブを振るときに息を止めないことが大切。バックスウィングで息を吸って、ダウンスウィングで吐くなどして、「呼吸」でスウィングをつくっていきましょう。また、イチ、ニ、サンと口ずさみながら打つと、打ち急ぎがなくなり、ゆったりスウィングすることができます。