まず人事の話だが、過去を振り返ってみると、入れ替えが激しすぎると思っている。

 同じポリシーを持って、(職務を)全うしてもらうのが大事だ。モバイルは今、鈴木国正がトップだが、最後までがんばってほしい。

 スマホについては、アグレッシブな数字(5000万台)で発表したが、当初からこれはどうなんだという声も確かにあった。

 だからこそ、ダメだと思ったら、すぐに方向転換すると言って来た。今後どう戦略を変えていけるかにかかっている。一回決めたら絶対にこれでやるというのは、商品企画の話だ。経営は違う。

 減損は、減損のリスクがあるということを(業績発表時に)伝えただけで、今後のことは「イフ」の話になってしまう。

──モバイルの販売台数を下方修正したことに伴って、国・地域ごとの戦略も見直しが必要になった。見直しはどういった基本方針のもとで実施しているのか。

 今まさしくモバイルの中で、進めている話でここでは控えたい。ただ、商品のラインアップ、固定費の持ち方、マーケティング、地域展開をはじめ、ゼロから見直すことにしている。これはいじらないというのはない。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 中村正毅)