もう一つ、以下の資料をご覧いただきたい。

ビジュアルの力で、「日本ブランド」を「世界ブランド」へ――ビジュアルコミュニケーションの可能性

 いくつかのブランドが表示されているが、同じ書体や無彩色では各々のブランドの違いや個性を瞬時に捉えることは難しい。しかし、それがシンボルという形になり、さらに色がついてブランドが視覚化されることにより、直感的に捉えることが可能となるのである。その上で、ブランドが持つ世界観を提供し続けることで、顧客のブランドイメージは、より確かなものになり、体験として記憶されていくのである。

 ビジュアルが持つ影響力の大きさをご理解いただけただろうか?

 インターブランドでは、ブランディングにおけるビジュアルコミュニケーションを、「シンボル、カラー、グラフィックや写真・イラスト、情報を表示するための書体など、視覚的なブランド要素を駆使して生活者と対話すること」と捉えている。

 その定義に基づき、今回は、ブランドの成長のためにビジュアルコミュニケーションにどんな役割を担わせるべきか、どのように活用していくべきかについて、検証したい。