Photo:DOL
一度くらい別人みたいに変身してみたい――。こんな願望、女性なら誰しも一度は抱いたことがあるはずだ。
化粧品メーカーのマンダムが首都圏に住む女性を対象に行った『変身願望に関する調査』によると、なんと18~29歳の女性の3割超が「自分を変えた(変身した)ことがある」と回答。「自分を変えたことはないが、してみたい」という変身願望のある人も含めると7割に上る。年齢が上がるにつれて、実際に変身した経験のある人は減っていくが、変えてみたいという願望は増大していく傾向にあるのも面白い。
とはいっても、普通の働く女子が変身して行く場所と言ったら仕事が終わった後の飲み会などがほとんど……。でも、仕事から飲み会までは十分時間がない!移動する電車のなかで化粧するわけにもいかないし…。
そんな忙しいイマドキの働く女性を救うべく、画期的なタクシーが11月7日から期間限定で登場する。それが「ピンクのBifesTaxi(ビフェスタクシー)」だ。
「ピンクのタクシー」は、変身願望のあるイマドキ女子のために、学校や仕事の後でも思い切り変身を楽しめる仕様がなされたタクシー。しかも、都心の主要地ならどこでも迎えに来てくれて、希望の場所まで送ってくれるという至れり尽くせりなサービスだ。早速、変身してくれる女性と2人で体験乗車してみた。
イマドキ女性は“化粧直し”をしない!?
メイク落としから始める人が35%
突然、原宿に現れたピンクのタクシーが周囲の目を引く。運転手さんに促され、後部差席に乗り込むと、なかはふかふかソファーに照明付きの鏡。そして、ドレッサーには、クレンジングとメイクグッズ、ヘアアイロン、スタイリング剤、その他ヘアフレグランスなどさまざまな“変身グッズ”が揃っている。
クレンジングがあるなんて、「え?化粧を一旦落としちゃう人なんているの?」と思われるかもしれない。ただ、これはイマドキの女性では意外なことではないらしい。
前出のマンダムの調査によると、仕事の後でもベースメイクを一度落としてメイクを直す女性は20.4%、アイメイクなどすべてのメイクを落としてやり直す女性も14.4%と、3分の1以上の女性にとってフルチェンジが当たり前になっているからだ。