いい本棚は、現代社会をサバイバルするのに必要な
「情報の収集」と「その活用」をサポートする
インターネットにはこのような、自分の求める情報をアップデートする機能はない。書店や図書館での本探しも同じだ。扱う本の数が膨大なので、自分でのこまめな入れ替えは不可能だ。
しかし、自宅の本棚となると話は別だ。自宅の本棚には容量制限があるから、全体が可視化でき、今の自分が知っている情報が何か把握でき、アップデートがしやすくなる。つまり、本棚を管理し、運営できる。 そして、容量が決まっているからこそ、入れ替えが必要になってくる。
現代社会をサバイバルするのに必須の条件は、「有益で鮮度が高い情報を仕入れること」と「それを活かすこと」である。
一昔前は「情報をたくさん仕入れること」が有利だったかもしれないが、ネットが普及した今となっては、だれでも情報をたくさん仕入れることはできる。いかに「鋭い情報」を持っているか、それをどう使えるかが重要である。 そして、本棚は鋭い情報の収集とその活用をサポートしてくれる。本棚をうまく使えば、効率良く知が増えていくのだ。