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正月早々、ブラックな名前のアプリが中国で有料アプリランキング1位に躍り出た。有料とはいえわずか8元(約180円)、大都市に住む、若い独身女性に刺さっているのだという。開発したのは20代3人組で、開発費はたったの3万円。どんなアプリなのか。そして、このアプリの何が中国の若い独身者に刺さったのだろうか?(フリーランスライター ふるまいよしこ)
正月早々、ショッキングな名前のアプリが課金ランキング1位に
2026年、新しい年が明けた翌週、中国のスマホアプリ界隈で大きな話題が持ち上がった。「死了麼」(スーラマ)……日本語に訳すと「死んだ?」という名前のアプリが、有料スマホアプリのランキングで、ダウンロード数1位になったのだ。
「死」なんて、正月そうそう縁起でもない。だが、中国の若者文化に慣れた人間の目には、そのブラックな命名がすぐに焼き付く。このアプリは昨年5月にアプリストアで公開されたが、当初は特に話題にもなっていなかった。しかし、年末年始になって突然注目を浴び、課金ランキング1位に躍り出たのだ。
アプリ自体の使い方は非常にシンプルだ。ID登録の際に自分以外の「緊急連絡先アドレス」を登録しておく。そして、毎日決まった時間に送られてくる「死了麼」アプリの通知に従って、ボタンをクリックするだけだ。だが、もしそのボタンが2日連続で押されなかった場合、アプリが登録済みの緊急連絡先に利用者の異常をメールで知らせるという仕組みである。







