フリーランスの理想は、
「食える」ではなく、「食わない」!
このように「食えるようにはなったけれども、フリーランスとしての自由を満喫できていない人」をたくさん見てきました。
良かれ悪しかれ仕事はきます。ただし、仕事を全部引き受けていては、時間がいくらあっても足りません。メインの事業で食えるようになり、安定軌道になると、「現状維持」に甘んじる人をたくさん見てきました。
怖いのは慢心です。慢心が生まれると、まずサービスの質が下がり、お客さま満足度も下がります。とはいえ、急に仕事がなくなるわけではありません。徐々に時代の潮流から遠ざかってしまうわけです。
このように「食える」というのは、必ずしもいいことばかりではありません。精神的な心の余裕は大切ですが、ぬるま湯の中にいては、時代の流れについていけなくなります。
フリーランスにとっては、「一生仕事に困らない=有名になって、とにかく仕事をとりまくる」ではないのです。「その気になれば食えるけれども、あえて食わないという選択肢を選び、新しい仕事へのチャレンジ、もしくはさまざまなリスクに備える」という働き方こそが、フリーランスにとって究極の理想なのです。