こういったインターンシップでは、ダイレクトに会社内の情報が得られるだけでなく、グループディスカッションや学生のみのチームで行うワークなども用意されている場合があります。

 特にチームで行うワークなどは、普段一人ではできない体験です。他の参加者との接し方や考え方なども参考になるだけではなく、実際の就職活動でも役に立つ経験と言えます。さらに、同じようにインターンシップに来ている参加者と親しくなるチャンスでもあり、これは非常に重要なことです。なぜかというと、就職活動中は仲間同士でモチベーションを上げたり、励ましあったりする事がとても大切だからです。

 面接で上手くいかずに落ち込んだ時や、お祈りレターなどで気持ちがふさぎ込んでしまっている時には、次へと踏み出す原動力が必要になります。

 これまでは一人で何でもこなしてきた方でも、社会に出れば仲間に助けてもらう事も重要なスキルとなります。社会人になると、一人で完結させる作業よりも誰かの協力を得て行う作業の方が圧倒的に多くなるからです。早くからインターンシップに参加するなど、意識の高い仲間を作ることをお勧めします。

 インターンシップ以外でも、学校で行われているセミナーに参加する事も有効です。一部の大学を除き、企業が実施する「業界研究」系のセミナーを開いている学校もあります。この場合は、多少実施している企業の宣伝は入って来るでしょうが、その業界に位置している企業という面では直に話を聞くチャンスでもあります。

 また、東京都産業労働局では「中小企業の魅力発信プロジェクト」の中では、モノづくりをしている中小企業を中心にめぐる仕事体験ツアーや魅力発見ツアーなど、直接企業を訪問し従業員の話を聞けるイベントを実施しています。