しかも、何が一番、問題かというと、それはパッケージなどで提示されている1食分の40~50グラムでは男性にとって量が足りないこと…ではないでしょうか。食べている方にお聞きしてみると、いつの間にか、物足りないからと増量していたりするんです。また、もしも、推奨された1食分の量を守ったとしても結構なカロリーになる商品もかなりあって、私たちが太ると思っているごはんに、卵をかけて、お味噌汁(豚汁は例外ですが)を添えていただく方が実はカロリーも低い…なんてことも。

 シリアル1品よりも、何品もいただける食事の方が、カロリーが低いだけでなく、糖質や脂質を抑えられ、添加されたわけではないビタミンやミネラル、さらにはタンパク質もしっかり摂れるという事実をどう考えればよいのでしょう。

 シリアルは、それ一品でおしゃれな朝食になりえますが、メタボ腹の克服に最適かと聞かれれば、「糖質が多く、実はカロリーもそんなに低いわけではない」という時点で迷いが生まれます。その他にも、アサイ―、フレッシュフルーツとヨーグルトとコーヒー、こだわりのパンとコーヒー。こうしたおしゃれヘルシー風朝食も危険レベル1です。パンケーキなら危険レベル2、エッグベネディクトなら、危険最高レベルくらいまでいってしまいそうです。いずれも、糖質に偏りがちな食事で、場合によっては脂質の摂り過ぎにもつながるからです。

おしゃれヘルシー朝食を
食べることが許される人は…

 でも、メタボ腹解消に最適なものではないからといって、これらの食べものや食べ方がNGというわけではありません。

 たとえば、以下のような場合には良いと思います。

・食生活が不規則だった方が、食事のリズム付けの導入として取り入れる場合
・ダイエット中だが、朝食にしっかりとした食事を食べるとスイッチが入ってしまって結局一日中食べ続けてしまう方
・パートナーとのコミュニケーションをとるため、前後の準備や片付けの時間を使わず、落ち着いてテーブルに座りたい方
・お酒や間食など、食事以外からの糖質の摂取がほとんどない方
・毎日ではなく、休日に限定するなど、メリハリのある食べ方をしている